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KNSのPC相互研修会は、パソコンに関して互いに教え・教わる勉強会です。

〒586-0041 河内長野市

バックアップなど

2017.7.5

 パソコンは日常使う情報用の道具として広く普及しています。しかしこの道具は他の道具に較べ、予期しないことが起きやすいかも知れません。備えあれば何々とも言います。このページではシステムやデータのバックアップ、及び「無くしてはいけない情報」をまとめて示し、安心してパソコンをお使いいただくためのものです。このページではWindows 10 のマシンに適用できるものを示しています。OSに備わっているツールだけで、完璧に危機対策しようというものです。

1.システムのバックアップ
 システムのバックアップとは、パソコンを動かす仕組み全体を、パソコン外の機器又はディスクに保存しておき、ハードデスクトラブル・誤操作・衝撃・その他のため、正常に作動しなくなってしまった場合に、正常に動いていた時の状況に戻すことができるように備えようというものです。そのために、システムの良い状態にしてバックアップをとっておきます。以下の1a.及び1b.を済ませて、パソコンを再起動後、1c.の作業を進めます。

1a.デスククリーンアップ
 先ずは、システムが保存されているハードディスクのcドライブのごみを除いておきます。Windows に備わっている「ディスククリーンアップ」を使います。それは、全てのアプリの中の「Windows 管理ツール」の中にあります。次図です。これで第一ステップのごみを除去します。

ここで「OK」をクリックすると、次図の設定画面になります。

この設定画面は、前回に設定したことを反映していません。作業の都度設定します。お薦めは、以下のものだけチェックをいれることだと思います。(ユーザーのどんな指定でもよいでしょうが、いろんな経験から推薦するものです。)
・ダウンロードされたプログラムファイル
・インターネット一時ファイル
システムエラーのメモリダンプファイル
・システムによつて作成されたWindows エラー報告
・一時ファイル
以上5つにチェックを入れて、「OK」をクリックすると作業が開始され、終了すると自動的にプログラムが閉じます。暫く時間を要します。

1b.CCleaner でごみ除去と不具合部分の解決
 続いて第二ステップのごみ除去と、不具合部の解決です。フリーソフトの「CCleaner」が便利です。起動すると次図となります。

この「クリーナー」部では、インストールしてあるブラウザの「インターネット一時ファイル」とシステムの一時ファイル及びごみ箱(いつもごみ箱を空にしておく習慣のない人はチェックを外すことも必要です。) この設定は次回起動時に生かされています。設定できたら、「解析」し、次いでクリーンアップします。(これもユーザーのどんな指定でもよいでしょうが、いろんな経験から推薦するものです。)
 次いで、レジストリを解析します。次図です。

ここでは、
「未使用」のソフトウェアのみチェックを外し、他はチェックを入れて、「問題点をスキャン」し、暫くたてば問題点が列挙されてくるので、そのすべての「問題点を解決」します。その際バックアップをとるかどうかを聴いてきますが、通常の場合バックアップをとらなくても正常に作動します。信頼できるソフトです。


1c.システムイメージのバックアップとシステム修復ディスクディスクの作成
 この作業は、Windows 10 においては、OSに備わっているものを使います。それは、「スタート」→歯車様の「設定」→「更新とセキュリティ」→「バックアップ」と進んで、次図です。

この右ベイにある「バックアップと復元」に移動(Windows 7)をクリックして、次図に進みます。

ここで、外付けハードディスクを接続し、ここの左ベイにある「システムイメージの作成」をクリックします。しばらくするとそのハードディスクを認識し、以後はガイドが記載されているので、その通りに進めます。

次いで

ここでは、データのバックアップも同時に選択して実施できますが、データの方が頻繁にバックアップをとりますので、次項の2.データのバックアップをご覧ください。
この全作業時間は数時間要します。準備するハードディスクは、一台のパソコンのシステムイメージ作成用に60GB乃至110GB程度必要です。複数台のパソコンのシステムイメージを同じ外付けハードディスクに同じように保存できます。パソコン名毎にきれいに保存できるようになっています。使用するハードディスクはUSB2.0よりもUSB3.0の方が高速です。
システムイメージの作成が完了すると、続いて「システム修復ディスクの作成」のガイドが出てきます。CD-Rディスク一枚又はDVD-Rディスク一枚を用いてシステム修復ディスクの作成を行います。このディスクの作成は数分程度で完了します。
このシステム修復ディスクは、システムがおかしくなった場合に使ってシステムの修復を行ないます。パソコンが起動できなくなっている場合は、先にこのディスクをディスクドライブに挿入してパソコンを起動すれば、システム修復ディスクから起動でき、次のようなガイドで作業でき、「イメージでシステムを回復」もできるようになっています。

是非、危険回避の備えをしておきましょう。システムの大きな変更がある毎に新しく備えていきます。古いバックアップはその都度破棄していきます。


2.データのバックアップ
 データのバックアップとは、自分で作成した文書・計算書・画像や撮影した写真・動画、ホームページの全データなどが、何らかのトラブル・誤操作・衝撃・その他のため、失ってしまった場合に、復活できるように、パソコン外の機器やディスクに保存しておく危機対策です。
 このデータのバックアップは、エクスプローラーを使うと簡単に実施できます。時々実施するように心がけましょう。作業時間はデータの多少のより異なります。いろんな工夫をすると短時間で、エクスプローラによるデータのバックアップががきるようになります。


3.無くしてはいけない情報
 以上のシステム情報と自分のデータのバックアップの他に大切なことがあります。以下に示すものです。機器に貼り付けてあるものは失わないでしょうが、忘れやすいものは紙に記載しておくのが良いように思います。

必要な情報を以下に列挙します。
a.Windowsのプロダクトキー

次のようなものが本体にはりつけてある筈です。

 トラブルに遭ったパソコンを修理してハードウェアの問題が解決しても、Windowsの再インストールが必要になることがあります。その時に必 要になるのが、Windowsの「プロダクトキー」です。プロダクトキーは、Windowsが正規に購入されたことを確認するライセンス認証の手続きで必要な「文字列の鍵」です。
プロダクトキーは、Windowsのパッケージを持っている場合は、パッケージ内の紙に書かれています。Windowsがプレインストールされたパソコンの場合は、パソコンに同梱されているWindowsのDVDや、パソコン本体に貼付されているMicrosoft COA(Certificate of Authenticity)ラベルに記載されています。
 Windowsでは、コントロールパネルの[システムとセキュリティ]で[システム]を選択すると、現在利用しているWindowsの「プロダクトID」を確認できます。これは、インストール後に割り当てられた英数字のことで、プロダクトキーとは異なります。プロダクトIDは、マイクロソフト社のサポートを受ける際などに必要になります。

b.パソコン本体の保証書や本体のラベル
次図のようなものが購入時、どこかにある筈です。

 パソコンがトラブルにあったとき、まず最初に検討したいのがサポートの活用です。型名情報を入力してドライバーを入れ直したり、サポートに連絡して対処方法を教えてもらったり、場合によっては修理に出したりすることになります。
そこで必要になるのが、パソコンに同梱されていた保証書などの書類、パソコン本体のラベルに記載されている製造番号やモデル名、シリアル番号などの情報です。特に保証書は、保証期間や保証を受けられる条件などが記載されていますので、なくさないように注意してください。紛失してしまうと、保証を受けられなくなる可能性があります。
また、本体のラベル等に書かれている製造番号などの情報も、サポートを受ける際に必要になる場合がありますので、こうしたラベルもはがさないように注意しましょう。


c.アプリケーションソフトのプロダクトキーやシリアルナンバー
 購入時、付いている筈です。Windowsが正常にインストールできたら、次は、Officeやセキュリティソフトなどのアプリケーションソフトです。これらのうち、有料ソフトについては、インストールするとき何らかの文字列を入力する場合がほとんどです。文字列の呼び方は、ソフトによって異なります。例えば、マイクロソフトのOfficeは「プロダクトキー」、ジャストシステムの一太郎は「シリアルナンバー」と呼んでいます。

d.Wi-Fiルータのセキュリティキー
次図のようなものです。

 Wi-Fiルーターを使ってパソコンをインターネットに無線接続するとき必要になる情報が、「SSID」と「セキュリティキー」です。「SSID」はWi-Fiルーターの名前にあたり、パソコン側でWi-Fi機能を有効にすると、利用できるWi-FiルーターのSSIDが自動的に認識されてパソコン画面に表示されます。ただし、「SSID」だけだと誰でもWi-Fiルーターに接続できてしまうので、接続する際には、「セキュリティキー」が必要です。「セキュリティキー」は、パソコンとWi-Fiルーター間のデータを暗号化するためのパスワードのことで「暗号化キー」とも呼ばれます。
セキュリティキーは、ほとんどの場合、Wi-Fiルーター本体に貼られたラベル等に書かれています。書かれていない場合は、製品同梱の書類などを確認してください。なお、製品によっては、「PSK-AES」のように暗号化の方法に続けてセキュリティキーが書かれている場合もあります。
また、製品によっては、Wi-Fiルーターのボタンを押すことで、パソコンと接続できるものもあります。この場合は、セキュリティキーの入力を省略できますが、セキュリティキーそのものは存在していますので、念のため、セキュリティキーは確認しておくことをおすすめします。

e.メール関連の情報
 パソコンを使ってのメールは、高速で使い易いと思われます。そのメールに関する情報は紙に記載して保存しておきます。

f.インターネットサービスのアカウント情報
 閲覧サイトの中にはアカウントを登録しておいて閲覧するものもあり、その場合はそのアカウントとそのパスワードが必要となります。忘れることがあるので、紙に記載して保存しておきます。

g.ネットバンキングの情報
 高齢になると、いちいち銀行へ行くのが面倒になります。運動のためと考えることも良いでしょうが、雨の日とか寒い・暑い日にはネットバンキングを利用するでしょう。そのための必要情報も紙に記載して保存しておきます。最近安全対策のために使うワンタイムパスワードに係る情報も同様です。昔に使った暗証番号をインターネット上で使うことは、危険なことです。ワンタイムパスワードカードは次図のようなものです。


h.自分の公開ホームページ情報
 自分でホームページを公開している人はそれに関わる必要事項は、紙に記載して保存しておきます。

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